「広いリビング」と「中庭」の融合。構造の強みを活かし、カーテンなしで心地よく開く住まい
お施主様が抱かれていた「カーテンを使わずにのびのびと過ごせる中庭のある暮らし」と「開放感あふれる広々としたリビング」という憧れ。一般的な工務店では、中庭を広く確保しようとすると構造を支えるための柱や壁が必要になり、リビングの広さを制限せざるを得ないケースが少なくありません。
そこで弊社は、優れた強度を持つパナソニックの「テクノストラクチャー」をご提案いたしました。柱のない大空間を安全に実現できる特性を最大限に活かし、23.7畳もの開放的なLDKを設計。さらに、リビングの天井高(240cm)と窓サッシのサイズを美しく揃えることで、内と外がフラットに、そして無限につながるような空間の広がりを演出しました。
リビングの主役となるのは、濃淡の異なる木目を組み合わせたアクセント天井です。この深みのある素材感が空間を引き締め、落ち着いたシックな雰囲気を醸成しています。さらに、天井高に合わせたハイタイプの窓を設置することで、カーテンを開ければコートヤードまでが一つの大きなリビングのように感じられる設計としました。光の入り方や木の表情が時間ごとに変化し、住まう人を飽きさせません。
お施主様のこだわりを形にするため、パブリックなリビングと、プライベートな水回りではあえて印象をガラリと変えています。リビングがダークトーンを基調とした重厚な仕上がりであるのに対し、洗面脱衣スペースやお手洗いは、柔らかい色味を主軸にした「優しいナチュラル空間」としてデザイン。清潔感のある明るい素材感でまとめることで、朝の準備や夜のひとときが心地よいものになるよう配慮。お施主様の高い審美眼に応える意匠と、住まいの機能性が高次元で融合した空間を実現しています。














