風景と溶け合い、植物と共生する「心から安らげる居場所」の創出
お施主様が大切にされている「植物との暮らし」と、周囲の景観をいかに室内に取り込むかをテーマに設計いたしました。周囲の植栽や空の色を遮ることなく、むしろ住まいの一部として調和させるため、外壁には自然な色味を選定し、街並みに優しく馴染む佇まいを追求。内部は落ち着きのある深い木目を基調としながら、光と影のコントラストを計算した意匠を施し、時の流れをゆったりと感じられる上質な住空間を弊社よりご提案いたしました。
リビングエリアには、空間のアクセントとして「下がり天井」を採用しました。天井高に変化をつけることで、開放的なLDKの中に落ち着きのある「籠もり感」を演出。さらに、下がり天井のラインに沿って間接照明を仕込むことで、夜間には壁面に柔らかな光のグラデーションが広がり、濃い木目の床材や建具がいっそう引き立つ、大人らしい洗練された雰囲気を醸し出します。シックな色調でまとめながらも、窓から見える外の緑や空の青さが映えるよう、壁紙や照明の配置を緻密に計算。お部屋のどこに居ても視線が抜け、心地よい風と光を感じられる動線を計画することで、高級感と日常の使い勝手が共存する、ゆとりある暮らしを形にしています。
キッチン背面の窓際には、お施主様が大切に育てられている多種多様な植物をディスプレイできるスペースを確保しました。あえて窓際に配置することで、調理中も柔らかな自然光とともに植物の生命力を感じられ、視覚的な開放感と癒しをもたらします。機能的なキッチンとしての役割だけでなく、日常の家事時間が「趣味を楽しむ時間」へと変わる、情緒豊かな設計としています。
















