伝統的な和の気品と、現代の開放的な暮らしを融合させた「平屋風二階建て」の設計
外観は、どっしりとした大屋根が美しい和モダンな平屋の佇まいを見せつつ、一歩中に入ると平屋では実現できない圧倒的な高天井のリビングが広がります。意匠としての美しさはもちろんのこと、日々の家事負担を軽減する生活動線や、遊び心のある造作スペースなど、プロの視点から「暮らしの質」を高める細やかな工夫を散りばめました。
天井を高く設定するだけでなく、上部に計算された2連の高窓(ハイサイドライト)を配置することで、周囲の視線を遮りながら安定した自然光をLDKの奥深くまで採り入れることができます。また、天井にはシーリングファンを設置し、意匠性を高めるとともにお部屋全体の空気を心地よく循環させます。テレビボードの背面にはアクセントクロスと間接照明をあしらい、夜間には昼間とは一味違う、上品で落ち着いた空間へと表情を変える演出を施しました。
洗面室には、通常の既製品よりもカウンターを横に大きく広げたワイドサイズの洗面台を採用。ドレッサースペースとして椅子を置ける空間を確保しているため、忙しい朝の時間帯でも家族が並んで身支度を整えられます。洗う・干す・しまうまでの動線を短縮し、毎日の家事負担を軽減します。白を基調とした明るく清潔感のある空間に、木目のアクセントがやさしく調和しています。

















