「ウッドデッキを付けたいけれど、値段はいくらくらい?」「タイルデッキとは何が違うの?」
庭やリビングの先にウッドデッキがあると、子どもの遊び場や洗濯物干し、休日のくつろぎスペースとして暮らしの幅が広がります。一方で、素材や広さによって値段が大きく変わるため、予算の立て方に迷う方は少なくありません。
そこで今回は、岡山県倉敷市・岡山市エリアで40年以上の実績を持つ「ひのき住宅」が、ウッドデッキの値段の目安と、素材ごとの特徴やタイルデッキとの違いなど、選ぶうえで知っておきたいポイントを解説します。設置してから「思ったより費用がかかった」と後悔しないための参考として、お役立てください。
<この記事でわかること>
・広さ別のウッドデッキの値段の目安
・人工木と天然木それぞれの特徴
・タイルデッキとの性能の違い
・見落としがちなオプション費用
・値段を安く抑える具体的な方法
目次
ウッドデッキの値段の相場は30万〜80万円

一般的な戸建て住宅でよく選ばれる3〜10畳程度のウッドデッキの値段は、おおむね30万〜80万円がひとつの目安です。ただし、素材のグレードや設置場所の条件、オプションの有無によって金額は上下するため、まずは値段がどのように決まるのかを押さえておきましょう。
広さ別(3畳・6畳・10畳)の値段の目安
ウッドデッキの値段は、基本的に面積に比例して高くなります。
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広さ |
面積の目安 |
本体価格の目安(人工木) |
主な使い方 |
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3畳 |
約5㎡ |
約23万円〜 |
腰かけ・物干しスペース |
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6畳 |
約10㎡ |
約46万円〜 |
家族で過ごすアウトドアリビング |
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10畳 |
約16㎡ |
約77万円〜 |
テーブルを置いた食事・バーベキュー |
実際には、販売店ごとの値引きや工事費が加わるため、見積額は表の金額から前後します。
値段を左右する3つの要素
同じ広さでもウッドデッキの値段に差が出るのは、主に次の3つの要素によるものです。
<素材>
人工木か天然木か、天然木の中でもどの樹種を選ぶかによって材料費が大きく変わります。素材ごとの違いは次の章で詳しく解説します。
<高さ・形状>
床の高さが上がると束柱(デッキを支える柱)が長くなり、ステップや手すりも必要になりやすいため値段が上がります。L字型や建物の凹凸に合わせた形状も、加工の手間が増える分だけ割高になります。
<設置場所の地面の状態>
土の庭に設置する場合は、束石やコンクリートで基礎をつくる工事が必要です。傾斜地や地盤がやわらかい場所では、整地や補強の費用が加わる点も押さえておきましょう。
【素材別】ウッドデッキの値段と特徴

ウッドデッキの値段を検討する前に、まずは素材ごとの性能の違いを知っておくことが大切です。主な3つの素材の特徴を一覧で確認しましょう。
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素材 |
耐久性 |
メンテナンス |
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人工木(樹脂製) |
腐食・シロアリの心配が少ない |
定期的な塗装は不要 |
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天然木ハードウッド |
腐りにくい樹種が多い |
色あせ対策の塗装を推奨 |
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天然木ソフトウッド |
腐朽しやすく対策が必須 |
定期的な防腐塗装が必要 |
どの素材にも長所と注意点があるため、設置場所の環境や、手入れにかけられる時間に合わせて選ぶことが大切です。
人工木(樹脂製)の特徴
人工木は、木粉と樹脂を混ぜ合わせてつくられた素材です。湿気で腐ることがなく、シロアリによる食害の心配もないため、手入れの負担が少ない素材として現在の住宅で主流となっています。土汚れも水洗いで落とせるので、日々の掃除も手軽です。
また、ささくれが出にくく、小さな子どもが裸足で歩く家庭にも向いています。ただし、夏場は表面が熱くなりやすいため、日当たりの強い場所ではシェードの併用も検討しましょう。
最近は、熱さを抑える工夫をした商品も登場しています。熱を伝えにくい樹脂材を使うことで、真夏に素足で触れたときの足裏の熱さをやわらげた人工木デッキもあるため、素足で過ごす時間が長い家庭は、こうした機能にも注目して選ぶとよいでしょう。
天然木ハードウッドの特徴
ハードウッドは、ウリンやイペなどの硬くて密度の高い広葉樹を指します。腐りにくく丈夫な樹種が多く、15年以上もつことも多い耐久性の高い木材です。
木材は、樹種や部位によって腐りやすさが異なります。日本木材保存協会によると、木の中心部にあたる心材には腐朽を防ぐ成分が含まれており、外側の辺材より耐久性が高いとされています。
本物の木ならではの重厚な風合いが魅力です。一方で、非常に硬く重いため、加工には専用の道具と技術が必要になります。また、紫外線を受けると少しずつ色が抜け、シルバーグレーに変化していきます。木の色味を保ちたい場合は、保護塗装で手入れをしましょう。
天然木ソフトウッドの特徴
ソフトウッドは、スギやヒノキ、SPF材などの針葉樹を指します。やわらかく加工しやすいため、DIYにもよく使われる身近な木材です。明るくやさしい木目で、ナチュラルな雰囲気の庭に合わせやすいのも魅力ですが、やわらかい分、傷やへこみがつきやすい点は知っておきましょう。
ただし、屋外で雨や湿気にさらされると腐朽が進みやすい点に注意が必要です。北海道立総合研究機構 林産試験場の試験では、防腐処理をしていない木材を地面に接した状態で使った場合、耐用年数は2〜4年程度と推測されています。一方、薬剤を加圧注入した処理材では10年以上の耐久性が確認されています。
ソフトウッドを選ぶ場合は、防腐処理材を使い、定期的な塗装で木を保護することが長持ちの秘訣になります。
ウッドデッキとタイルデッキの違い

ウッドデッキの値段を調べていると、タイルデッキとどちらにするか迷う方も多いのではないでしょうか。どちらも庭とリビングをつなぐ屋外空間ですが、使い心地や手入れの方法には違いがあります。まずは主な違いを一覧で確認しましょう。
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比較項目 |
ウッドデッキ |
タイルデッキ |
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雰囲気 |
木のぬくもりがあるナチュラルな印象 |
硬質で高級感のあるモダンな印象 |
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汚れ・傷 |
人工木は土汚れを水洗いで落とせる |
汚れや傷がつきにくく掃除が簡単 |
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劣化・シロアリ |
天然木は腐朽・シロアリ対策が必要 |
色あせや経年劣化、シロアリの心配がない |
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注意点 |
天然木は定期的な塗り直しが必要 |
濡れると滑りやすい |
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施工 |
タイルデッキより工期は短め |
基礎を固めてから施工するため日数がかかる |
<ウッドデッキが向いている人>
木の質感やぬくもりを楽しみたい方や、素足でくつろいだり子どもを遊ばせたりしたい方には、ウッドデッキが向いています。室内の床とほぼ同じ高さに設置できるため、リビングから段差なく出られ、布団や洗濯物を干す場所としても便利です。
<タイルデッキが向いている人>
日々の掃除や手入れの手間を減らしたい方や、建物の外観に合わせてモダンな雰囲気に仕上げたい方には、タイルデッキが向いています。タイルは乾きやすいため、カビの心配が少ないのも特長です。
最近は雨の日でも滑りにくいタイルや、短期間で施工できる製品も登場しています。なかには、アルミの基礎構造に大判の磁器質タイルを組み合わせることで、従来の工法より工期を短くした商品もあります。
ウッドデッキの値段だけで決めるのではなく、住まいの外観や、家族がどのように過ごしたいかに合わせて選びましょう。
ウッドデッキの値段に加わるオプション費用

ウッドデッキの値段は、デッキ本体だけで決まるわけではありません。使い勝手や見た目を整えるオプションを追加すると、その分の費用が加わります。
ウッドデッキの値段に影響しやすい代表的なオプションが、ステップ・フェンス・手すりです。
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オプション |
役割 |
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ステップ |
庭への上り下りを楽にする |
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フェンス |
目隠し・転落防止 |
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手すり |
転落防止・つかまり用 |
ステップは人工木製やアルミ製などがあり、素材や段数で値段が変わります。床が高いデッキや、子ども・高齢の家族がいる住まいでは、手すりやフェンスも検討しましょう。
またデッキの下の空間をふさぐ床下囲いも、ウッドデッキの値段に加わりやすいオプションです。床下囲いがあると、落ち葉やゴミが入り込みにくく、猫などの小動物が入り込むのも防げます。
床下囲いや収納口の値段は、デッキの外周の長さや高さによって変わります。見積もりの段階で、必要なものを含めた金額を確認しておきましょう。
ウッドデッキの値段を安く抑える方法

ウッドデッキの値段は、依頼の仕方や工夫次第で抑えることができます。ここでは、代表的な方法を紹介します。
DIYと業者依頼の値段と仕上がりの違い
ウッドデッキの値段を最も抑えやすいのはDIYです。部材を購入して自分で組み立てれば、施工費がかかりません。メーカーの参考価格も「施工費別」で表示されていることが多く、施工費の分だけ総額は下がります。
ただし、ウッドデッキは床を水平に保ち、重さを支えられる基礎をつくることが重要です。束柱の高さがそろっていなかったり、固定が不十分だったりすると、床のたわみやぐらつきの原因になります。
業者に依頼すると施工費はかかりますが、地面の状態に合わせた基礎工事まで任せられるため、仕上がりと安全性で安心です。広さや高さのあるデッキは、業者への依頼をおすすめします。
自社施工・相見積もりで費用を抑える
業者に依頼する場合も、依頼先の選び方でウッドデッキの値段は変わります。
自社の職人が施工まで行う会社に依頼すると、下請け業者への中間マージンが発生しにくく、費用を抑えられる可能性があります。また、家の新築やリフォームと同時に依頼すれば、打ち合わせや工事の手間を一度にまとめられます。
あわせて、2〜3社から相見積もりを取ることも大切です。総額だけでなく、基礎工事費やオプション、既存デッキの撤去費が含まれているかなど、内訳まで比べると適正な値段を判断しやすくなります。
ウッドデッキの値段で失敗しないための注意点

ウッドデッキの値段で後悔しないためには、見積もりの段階で「どこまでが含まれているか」を確認することが重要です。メーカーの参考価格は本体のみで、施工費や搬入費、基礎工事費が別になっている場合が多いため、本体価格だけで予算を組むと総額が想定を上回ることがあります。
また、日当たりや風通しの悪い場所に天然木のデッキを設置すると、湿気がこもって腐朽が早まる原因になります。素材は値段だけでなく、設置場所の環境に合わせて選びましょう。
さらに、使い方を具体的に決めておくことも大切です。「テーブルを置きたい」「洗濯物を干したい」など、目的に合った広さを選べば、広すぎて費用がかさんだり、狭くて使いにくかったりする失敗を防げます。
まとめ|ウッドデッキの値段は素材の特徴と使い方で考えよう
この記事では、ウッドデッキの値段の相場や素材ごとの特徴、タイルデッキとの違い、オプション、費用を抑える方法を解説しました。ウッドデッキは、設置するときの値段だけでなく、素材の性能や設置場所の環境、家族の使い方まで考えて選ぶことが、後悔しないためのポイントです。
ただ、設置場所の条件や家族の暮らし方によって、最適な素材や広さは異なります。予算とのバランスを見ながら、自分たちだけで判断するのは難しいものです。
岡山県倉敷市・岡山市エリアを中心に家づくりを続けてきた「ひのき住宅」では、お客様の想いに寄り添いながら、暮らしに合った住まいをご提案しています。ウッドデッキのある暮らしを検討している方は、お気軽にひのき住宅へご相談ください。
監修者:ひのき住宅 コーディネーター部 課長 岡本 笑華

ひのき住宅コーディネーター部課長。二級建築士の知見とリフォーム業界での経験を活かし、設計やインテリアなど多角的な視点からご提案。お客様の想像を超える、理想の家づくりをトータルでサポートいたします。
あなたらしい上質を、 住まいに。
ひのき住宅は、40年以上にわたり倉敷・岡山で家づくりを続けてきた工務店です。
自由設計も、規格住宅も、建築工法も。
お客様の理想や価値観に合わせて柔軟に選べる「幅の広さ」と、選んだどのスタイルでもブレない「品質」と「誠実さ」が私たちの強みです。
家づくりを通して叶えたいのは、 見た目の華やかさではなく、 毎日を重ねるほどに感じる、上質な時間。
ひのき住宅は、 想いを丁寧に汲み取りながら、 あなたにとっての「幸福」を、住まいとしてかたちにします。
よくある質問(FAQ)
ウッドデッキの値段について、よくある質問にお答えします。
ウッドデッキの値段の相場はいくらですか?
ウッドデッキの値段は、広さや素材、オプション、設置場所の条件によって変わります。広さ別の目安は、本記事の「ウッドデッキの値段の相場」の章で紹介しています。最終的な金額は、見積もりで総額を確認しましょう。
DIYと業者依頼で値段はどれくらい違いますか?
DIYの場合、ウッドデッキの値段は材料費と道具代だけで済み、施工費の分だけ安くなります。ただし、基礎づくりや水平の調整は難易度が高いため、広さや高さのあるデッキは業者への依頼が安心です。
値段を抑えるにはどうすればいいですか?
ウッドデッキの値段を抑えるには、必要な広さとオプションを見極めたうえで、2〜3社から相見積もりを取るのが効果的です。自社施工の会社に依頼すると、中間マージンを抑えられる場合もあります。





