住まう人と共に歳を重ね、変化をたのしむ「育てる家」
お施主様が求められたのは、新築時の美しさを維持することではなく、月日の流れとともに風合いが増していく住まいの姿でした。人工物では出せない独特の「味」が、住まう人の歴史と重なり合うような、情緒豊かな設計を目指しました。


室内には木の温もりをダイレクトに感じられる「突板」のフローリングを選定。素足に伝わる心地よい質感とともに、木材特有の色の変化が、日々の暮らしに確かな時の流れを刻みます。
外壁には、職人の手仕事の跡が表情を生む「塗り壁」を採用しました。日光の当たり方や天候によって見え方が変化し、年月を経るごとに深みを増していく佇まいを演出しています。
住まう人も年をとり当然老いが来るように「家」もまた変化していく。
そんな変わりゆく「家」だからこそ日々愛着が湧いています。


















