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JOBLOG2023年5月17日

こんにちは(^-^)
設計の髙橋です。

今日は階段についてご紹介します(^^)
普段何気なく使用している階段ですが、階段の形状やデザインで空間の印象やプランに深く関わってきます。
なので、今回は様々な階段の種類や特徴を知って頂きたいなと思います_(._.)_

まず、階段の種類ですが基本的に《直階段》《かね折れ階段》《折り返し階段》《回り階段》《螺旋階段》の5種類に大きく分けられています。

《直階段》


上下階を一直線につなぐ階段です。
シンプルな形の為、上り下りがしやすくコストも抑える事ができます。
一方で、直線なのでバランスを崩した際に下まで一気に転がり落ちてしまう危険があります(・・;)
途中に踊り場を設けたり、手すりを掴みやすい位置に設けたりすることで安心して上り下りができる様になります!!

《かね折れ階段》


上下階をL型につなぐ階段です。
限られた面積でも設置しやすく、曲がり部分に踊り場を設けることで安全性も高くなります。

《折り返し階段》


踊り場を挟んでU字に折り返す階段です。
段が折り返す部分に踊り場を設置できる為、上り下りの途中で休憩ができるお年寄りにも優しい造りです。
万が一、階段の途中で転倒してしまっても、全段転げ落ちてしまう危険性がアリません(^O^)
しかし、安全性が高い分大きなスペースが必要になってくるので要注意です(・_・;)

《回り階段》


かね折れ階段や折り返し階段の踊り場に段を設けた階段です。
折り返し部分の部分の踏み板が狭くなっているので転倒するリスクに考慮する必要があります。
手すりを設け、安全性を高めることをオススメします(^.^)

《螺旋階段》


螺旋状に回りながら上り下りする階段です。
ヨーロッパでは古くから多用されてきた、美しい曲線と存在感のあるデザインが特徴です。
全体は円柱状となる為、比較的省スペースで設置ができます。
しかし、他の階段と比べ踏み面が狭く、コストも高くなります。
また、大きな荷物も運ぶことが難しくなるのがデメリットです(ーー;)

続いて、階段のデザインについてです。
階段のデザインには《箱型階段》《オープン階段》《ひな壇階段》などがあります。
今回は、3つご紹介します。

《箱型階段》


箱を積み重ねた様に見える階段です。
階段下に収納やトイレなどを配置することができます。
最近では、階段下をペットスペースにされるお客様も増えてきました♪

《オープン階段》


蹴込板のない階段です。
視線が階段の奥へ抜けるため圧迫感がなく、光や風も遮らない為開放的な空間を演出できます。

《ひな壇階段》


ステップの側面を露出させ、横から見たときにひな壇の様に見える階段です。
側面の壁をなくすことで、すっきりとした空間を演出できます。

階段は間取りとの関わりが高いため、間取りの打ち合わせ前にどの様な階段にしたいかイメージしておくことが大切かもしれません!!

以上、階段についてでしたm(_ _)m

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