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高気密・高断熱の家って?  ~メリットとデメリット~2023年7月10日

こんにちは(^^♪
営業の妹尾です。
いよいよ夏がやってきましたね😊
熱中症も増えてきていますので、こまめに水分補給を心掛けましょうね!

今回は、最近よく目にする「高気密・高断熱」について、お話したいと思います。

高気密とは?

腕のいい大工さんが丁寧に建てたとしても、壁や天井、床、窓枠などにちょっとした隙間は空いているのが通常です。
隙間風を感じるほどではなくても、目には見えないくらいの隙間から空気は出入りします。
そのため、冬には外の冷たい空気が入り込み室内の暖かい空気は外へ出ていってしまいます。
夏は逆に外の熱い空気が室内に入り込み、せっかくエアコンで冷やした涼しい空気が逃げていってしまいます。
(温度が高い方から低い方へ熱は移動する性質があるためです)
この隙間が多ければ多いほど、エアコンや暖房が効きにくい家になってしまいます💦
高気密な家とは、工場で生産された精度の高い建築部材や防湿シート、断熱材、気密テープなどを使って、できるだけ隙間を作らないようにして建てられた家のことです。

また、気密の数値は「C値」で表します。
「C値=住宅全体の隙間の合計面積÷延べ床面積」です。
この数値が低いと、隙間が少ない=高気密住宅 
ということになります。
C値を出すには、気密測定技術者が気密施工完了後もしくは建物完成後に専用の機械を使って測定します。
ひのき住宅でもお客様のご要望に応じて実施していますので、気になる方は担当営業にお声かけくださいね😊

高断熱とは?
外の空気や温度は屋根や壁、窓などを通して家の中に伝わってきます。
断熱性能が十分でない家が冬寒く、夏暑いのはそのためです。
そのため、外壁と内壁の間に断熱材を入れ、断熱性の高い窓を採用して断熱性能を高めた家が高断熱の家となります。
(断熱材だけでなく、窓の断熱性能も大切です) 
また、断熱材には様々な種類があり、一般的なグラスウールをはじめ、吹付断熱など選択は可能です。
グラスウールと吹付断熱材は熱を通させない数値としては大きな差はありませんが、天井上に入れるグラスウールに対して、吹付断熱は屋根下に断熱材を吹き付けるため、屋根から入ってくる熱をどこで遮断するかという違いは出てきます。
個人的には、吹付断熱をお勧めしています(^^♪
また、ひのき住宅では吹付断熱材の濃度や吹付ける厚みを選ぶこともできます!
詳しくは担当営業に聞いてみてくださいね😊

また、断熱の数値は「UA値=外皮平均熱貫流率」で表します。
家の中と外の温度差が1度ある時に、家全体の外皮(窓や屋根、外壁など空気に触れている部材)1㎡あたりどのくらいの熱が逃げるか示したものです。
そのため、数値が低いほど、断熱性能に優れている と言えます。

では、高気密・高断熱の家にすることで得られるメリットとデメリットを確認してみましょう!!

~メリット~
①夏は涼しく、冬は暖かい=快適な温度環境で生活することができ、ヒートショックの予防にもなります。
②光熱費が抑えられる→電気・ガス代金の高騰を考えると家計的にもgood!(^-^)!
③家の寿命が伸びる(これまでの日本の住宅の平均寿命は世界的に見ても圧倒的に短いです)
④結露が発生しづらい→③とも関係しますが、外と中の気温差が小さくなることで、空気が冷える場所がなくなり結露が起こりにくくなります。

~デメリット~
①イニシャルコスト(初期費用)が掛かる
②暖房器具選びに制約が出る→炎の熱で部屋を暖める石油ストーブは室内の二酸化炭素濃度が上がってしまうため、定期的に窓を開けて換気をしなければならないです。
せっかく高気密・高断熱にしても外の冷気を家の中に入れてしまうことになります。
③エアコンの風が苦手→②と少し重複しますが、基本的にはエアコンでの温度管理となるため、窓を開けた生活がお好きな方にはデメリットになります。

あと、高気密・高断熱住宅を叶える上で大事なことがあります!
それは・・・・「換気」です!!!

高気密・高断熱の家であるが故に、家の内部に空気が溜まりやすいという特徴があります。
家の中に発生したホコリやハウスダストが外に出ていけずに溜まることで、健康にに対する害を及ぼす可能性があることには注意が必要です。
しかし、2003年以降に建てられている家には、24時間換気システムという設備が義務づけられています。
そのため、24時間換気システムによって常に換気されているので、ホコリやハウスダストの対策は意図的に換気システムの電源を停止させない限り問題は無いのでご安心くださいね(^^)
換気の方法や機種も色々あります。
お客様に合った換気方法の提案もしていますので、詳しくは、担当営業にお尋ねくださいね😊

【まとめ】
せっかく高断熱仕様にしても、隙間の多い家だとエアコンは効きにくくなりますので、やはり気密性も重要になります。
高気密にすると家の内部に空気が溜まりやすくなるため、換気も重要になります。
よって、高気密・高断熱・換気はセットで、ご自身に合った家づくりを一緒に考えていきましょう♪
私たち、ひのき住宅の担当営業にお任せください\(^o^)/
ご相談、お待ちしています☆

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