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防音対策の方法を紹介します!2022年9月8日

注文住宅を検討している人の中で「しっかりとした防音対策をした住宅で快適に過ごしたい」と思っている人はいるかな?
「防音」は、リラックスできる環境で快適に過ごすため、また近隣とのトラブルを防ぐためにも必要なことだよね。
そこで、今回は防音対策の方法についてひのきくんが紹介していくよ!

□防音対策をする方法とは

・「気密性」を高める
気密って聞いたことはあるかな?
気密っていうのは空気の出入りを防いで空間を密閉する、密閉度の高さのことだよ。
住宅の場合ではお家の隙間の有無や割合のことを表すよ。
気密性の低い家では空気が頻繁に出入りする一方、気密性の高い家では空気の出入れが少なくなるんだね。

じゃあ、空気の出入りが音とどう関係しているんだろう。
音は空気や物の振動を指すよね、つまりお家に空気が通る少しの隙間があれば、音が伝わるんだね。
つまり、気密性の低い家では空気とともに音も伝わりやすいけど、反対に気密性の低い家では空気と同じく音も通過しにくくなるんだね。

・「断熱」を高めることも防音になる
自宅内にシアタールームや音楽室がある場合、吸音性のある素材を使うことで防音対策ができるよ。
大きな音でも吸収する吸音性の高い素材として、グラスウールやウレタンを使用することが一般的だよ。

「グラスウール」とは、ガラス繊維でできた綿状の断熱材。
グラスウールに伝搬した音は、その内部で熱エネルギーに変換されて低音・高音問わず幅広い吸音性を発揮するよ。

「ウレタン」は、一般的にはポリウレタン樹脂などの吹付断熱のことを指します。
このポリウレタン樹脂は防音材としてよく使用されており、防音のメカニズムはグラスウールと同じです。
これも、どの音域でも吸音する高い性能を持っています。
カラオケ店などで壁の中に使われていることも、たまに見るよね。

・間取りで騒音を軽減
生活音が原因である騒音は、間取りを工夫することで軽減できるよ。
例えば、トイレや浴室、洗濯機がある水回りでは騒音が発生しやすいね。
だから、家族でくつろぐ場所であるリビングや寝室といった部屋を、この騒音が発生しやすい部屋から遠ざける間取りを設計するのがおすすめだよ。
騒音が発生しやすい場所からリビングや寝室などリラックスしたい場所を遠ざけるといった工夫をすることも防音対策につながるね!

□目的に合わせた対策が大事

とはいえ防音対策には、その施工にかかるコストも気になるよね。
防音対策は目的や用途に応じて、効果的な場所にしぼって施してコストを抑えることが大事だよ。
具体的には、発生する音を抑えるのか、聞こえてくる外からの音を抑えるのか。
他にも楽器・会話・雑音かなどの防音したい音の種類を決めて、それに合った防音対策を講じることで、費用を安く抑えることができるんだ。

例えば、部屋にピアノを設置する場合、部屋全体を防音化するのでは多くの費用が掛かってしまうよね。
ピアノなら一番音の振動が伝わりやすいのは部屋の設置面である床だって言われているよ。
そうやって、ピアノの音が伝わりやすい部分にのみ防音対策を行えば、防音性をそこまで落とさずに安い費用で防音対策を行うということもできるね。

他にも、上階の住人の足音は気にならないけど、隣人の話し声が気になる場合、壁にのみ防音対策を施すことで問題が解決できるね。

□おすすめの防音対策をご紹介します!
おすすめの防音対策を紹介するね。
家の中から出る音を外に漏れないようにするには、以下を防音仕様にすることが必要だよ。

1.床・壁・天井    ( 建物内部の構造材で音を吸収する )
2.窓・ドア・換気口  ( 開口部分の隙間をなくす )

この2点に注意して気密を高めることで、遮音や吸音などの防音対策をすることが大事だよ。
壁や天井の構造部分には断熱材など防音効果に優れたものを使って、ドアや床などの建具は気密が高いものを使う。これはメーカーごとに防音の商品として用意されている、専用のものを選ぶと良いかもね。

□ +αで今すぐできる防音対策

とはいえ費用をかけて防音仕様にするまででもないけど・・・という人もいるかな。
そんな人のためのお手軽にできる、防音対策も最後に紹介しておくよ。

1、防音クロスを使う
クロス(壁紙)の中には、様々な効果のものがあるよ。
クロスの厚みのある物や特殊加工付きのもので防音効果を高めよう。

2、カーペットやフローリングを敷く
防音クロスと同じく、仕上げ材の見えている部分に防音・吸音の素材を使う方法としてカーペットやフローリングがあるよ。
これは裏側にマットやウレタンなどを張り合わせていて、話し声や物の落下音など、下の階に伝わる生活音を軽減することができるよ。

3、遮音カーテンを採用する
遮音カーテンには、吸音効果を持たせるために生地を厚手にするなどの加工がされてるんだよ。
ただし、遮音カーテンを使う場合には光が漏れる隙間をなくすことが大事です。
気密の考えと同じで隙間を少なくすることが重要だから窓に合ったサイズのカーテンを設置することにも注意だよ。

4、ドアや窓の壁との隙間を防音テープで埋める
ドアや窓の壁との隙間を防音テープで埋めることで、手軽に防音対策ができるよ。
ドアや窓に防音対策をしても、床や壁の間に隙間があればそこから音が漏れてしまいます。
そうした隙間を埋めるために、防音テープを利用するよ。
ウレタンなど防音性のある素材でできた防音テープを隙間に貼ることで防音対策ができるよ。

□まとめ + 見学会情報
今回は、防音対策をする方法について紹介してきたよ。
家から出る音について考えている人はぜひ今回の記事を参考にしてみてね。

ここまで紹介した「防音」について、実際に体感してみたいよね?
9/12(月)~9/18(日)の限定イベントで行う完成見学会のお家では、実際に防音材仕様の設計を行っているよ。
ぜひこの機会に、めったにない防音仕様のお家を見に来てみてね!

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