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トイレの窓について2023年4月7日

設計部の行安です。
近年、インスタ等でトイレの窓は付けなくていいという意見が多いですね。
ここでトイレの窓を付ける・付けないのメリットを改めて考えてみました。

*付けるメリット(よく言われる項目)

・採光
・通風(換気)

主に二つになると思います。
まず、採光は日中にトイレを利用する際に電気を付けなくてもよいので、節電にもなりますよね。
ただし、窓のサイズや付ける位置によっては、電気を付ける事になるかもしれませんので、要注意です。

次に通風(換気)は、24時間換気で換気扇が付いているのが当たり前の時代なので、窓を開けての換気は必要ないかもしれません。
逆に換気扇のスイッチを切り窓を開けて排気しようとしたときに、風向きによっては臭いが居室側に流れる事も考えられます。
換気扇は24時間付けたままでお願いします。

*付けないメリット

・コスト削減(窓費用がかからない)
・断熱性の向上
・防音性の向上
・外観や間取りの自由度
・防犯性の向上
・目線が気にならない

以上の事があります。
まず、コストの削減は窓サッシも価格が高騰してきていますので、トイレの窓1つ2つ無くすだけでもコスト削減につながります。
または、その他のやりたいことに費用優先させるのも良いかもしれません。

断熱性の向上
通常の壁と窓を比べた時には、壁部分をくり抜いていますので、やはり窓にした方が断熱性は下がります。
ただし、近年では窓の断熱性も向上はしてきていますので差はあまりないかもしれません。

防音性
こちらは上記の断熱性と類似します。

外観や間取りの自由度
通常、窓付の場合は外壁に面した位置にトイレ位置を考えなくてはいけません。
また外から見た時のバランスも同時に考えますが窓ナシでOKですと、自由度が上がります!壁面が増えるので、収納スペースの自由度も高くなりますね。

防犯性の向上・目線が気にならない
こちらも上記の外観や間取りの自由度と近い話になりますが、通常メインとなる部分(道路側)などには極力トイレの窓を付けませんので、お家の目立たない位置に窓(サイズによる)を取り付けると侵入されるリスクが高くなります。
ただし窓のサイズや取付方で解消できます。

まとめ 

窓の有無や種類について考えた事がなかったという方の考えるきっかけになれば幸いです。

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