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建物に作用する荷重の話2019年9月12日

工務の楠戸です。
まだまだ暑い日が続きますが皆様いかがお過ごしですか?

先日は非常に強い台風15号が関東に上陸しました。
風で屋根が飛んだり、鉄塔や足場が倒れたり、飛来物により
窓ガラスや外壁が割れたりと大きな爪痕を残しました。

私達は台風が発生すると毎日進路、
大きさ等を確認し前もって全現場の養生、確認をします。
それと、我が家の養生も・・・

樹齢50年の桜の木の倒壊養生です。
ロープで引っ張っているだけで揺れが全然違います。
毎年の事なので結構大変なのですが「備えあれば憂いなし」です。

さて建物に作用する荷重(力)ですが
【風圧力】
台風や暴風などで建物が受ける力です。
風上の壁には押す力が、風下には引く力が作用します。
屋根には押し上げる力が作用します。
【地震力】
地震で地面が揺れることによって建物にかかる力です。
建物が重いほど、高いほど地震の影響は大きくなります。
【固定荷重】
建物そのものの重量です。
【積載荷重】
建物に持ち込まれたもの、住む人の重量です。
【積雪荷重】
屋根勾配、形状、材質によって荷重が変わります。

最初の2つはあらゆる方向に作用しますが
(水平力等)下の3つは垂直方向にかかります。(鉛直荷重)

力とは静止している物体を動かしたり、変形させようとする作用の事です。
物が静止していることは「バランスが取れている状態」です。

自然災害に対してしっかり準備してバランスを保ちましょう。

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